1回のレッスンで痛みは取れますか?
RUNDAYSメディカルプランでは、各個人で異なってくる痛みやケガを発症してしまう原因を徹底的に探りながら、オーダーメイドで症状改善に導く動作やフォームの修正指導を行っていきます。
お客様の症状やコンディション、どの程度の誤った動きの癖(パターンスタック)が見受けられるかによって、痛みが治るまでの回数は変わってきます。
1回のセッションで痛みが引く場合もありますし、複数回のセッションが必要になる場合もあります。
そのため、「絶対に1回でなんとかしてくれ!」という方は、申し訳ございませんがご遠慮下さいませ。
また、筋肉や関節が炎症を起こしてしまっている、筋や腱が断裂してしまっている、骨折(疲労骨折)しているなど、構造的制限がある場合は、完全治癒まで時間がかかることはご理解下さいませ。(※症状や改善方法などについての質問やご相談がある場合は、お気軽にお問い合わせ下さいませ)
できるだけ最短で治したいけど、3回までに治すことを目指しています。
局所の痛みを改善するだけなら1回のレッスンで治ってしまう確率は高いのですが、ランニングというのは全身運動なので、例えば膝に痛みが出ていた場合、その原因は膝関節だけではなく、股関節の動きや下半身の筋肉の使い方にエラーが生じてしまっているケースが多々あります。
人は運動から得るフィードバックを学習して身体の認知的ズレを修正し、動作情報をアップデートしていくので、修正すべき動きの癖(パターンスタック)が複数個ある場合は、ある程度の段階を踏んで、動作やフォームの修正を行っていきます。
その場合、「①問題箇所の修正→②関連箇所の修正→③全体的な動きのアップデート」と、特殊なケースである場合を除き、最低3回の作業で改善できるケースを想定してレッスンをさせて頂いています。
具体的な事例(膝に痛みを伴っているケース)
・足底の使い方の修正
・荷重ポイントの修正
・着地や蹴り出し時の足部の修正
・足の地面設置ポジションの修正
・股関節の動きの修正
・下肢の筋肉の使い方のアップデート
etc
・下肢の動きのブラッシュアップ
・下腿部や足部の動きの修正
・着地や蹴り出し時の脚の操作のアップデート
・筋発揮のタイミングと出力の修正
・体幹部の使い方の修正
etc
・上肢動作のアップデート
・上肢と下肢の連動性の構築
・体重移動の効率性のビルディング
・重心コントロールのマスター
・DAY1~DAY3までの内容のブラッシュアップ
このような感じで、動きの癖(パターンスタック)の修正から、ケガの予防や痛みの再発防止、根本的なランニングパフォーマンスを向上させるためのベース作りを段階的に行なっていきます。
もちろん、痛みの緩和や除去のみを望まれる方は、1回のレッスンで可能な限りの動作修正を行いますが、せっかくだから症状が出ている患部だけではなく、自分の走り方をトータルで診てもらいたいという方は、最低3回の猶予を頂ければと思います。